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最年少表彰から4年目で新規事業の牽引へ。
妥協なき準備が切り開いた挑戦の軌跡

高橋 涼子

DXコンサルティング事業部。2022年新卒入社。入社直後から大手企業向けの業務改革プロジェクトに参画し、2年目にベストコンサルタント賞を受賞。2024年10月には全社トップの成績を残す。2025年4月に最年少でチームリーダーに昇進し、主任へ昇格。現在は5名のチームを牽引しながら、新規サービスの企画開発をメインに担当している。

──エンタープライズ向けのDXコンサルティングは、IT業界では通常数多くのプロジェクトを経験したシニア層が主導する領域。そこで入社2年目から大型案件を次々と成功に導いてきた高橋健太さんは、2024年に社内最年少でベストコンサルタント賞を獲得、2025年第1四半期には全社トップのプロジェクト利益率を達成しました。2025年4月にチームリーダーへ昇格後は、わずか半年で新規事業開発の専任メンバーにも抜擢されています。実は、もともとクライアントワークを極度に避けていたという高橋さん。規格外の成果を出し続ける背景には、日々「妥協しない準備」を貫くストイックな姿勢と、事前の緻密な仮説構築と現場での柔軟な思考というサイクル、そして顧客の事業成長に対する並々ならぬ情熱がありました。

記事サマリー

  • 入社4年目で大型案件の統括を担当、数億円規模のDXプロジェクトを牽引

  • 2年目に社内トップの利益率を個人で達成、最年少で表彰を獲得

  • 商談中は対話に全集中、事前の徹底したデータ分析と仮説構築が成果を生む

入社4年目で新規事業の牽引へ。クライアントの変革が最大のやりがい

―DXコンサルティング事業部での高橋さんの業務内容を教えてください。 DXコンサルティング事業部は、レガシーシステムを抱える大手企業の課題を抽出し、専門のエンジニア組織と連携してシステムの刷新から業務フローの改善までを一気通貫で行う部署です。動く予算は数億円規模になることが大半で、通常は若手が全体統括を担当することはまずなく、他社では10年以上のキャリアを持つベテランが担う領域です。 私が所属する第一コンサルティング部は約20名の大所帯で、5つのチームがあり、私はそのうちの1チームでリーダーを務めています。チームは私を含めて5名体制で、入社1〜2年目の若手メンバーが3名所属しています。当部署には「若手は運用保守、ベテランは要件定義」という文化がありますが、私は4年目という立場ながら、現在は最上流の企画立案や新規事業の開発をメインに担当しています。 大規模なシステム刷新は経営計画に直結するため、経営層との関係性が非常に重要です。名だたる外資系ファームのコンサルタントが提案に訪れる中で、それでも「高橋さんのチームに任せたい」と決断していただけるようでなければ、当社のコンサルティング業務は成立しません。

―日々の業務で何にやりがいを感じていますか。 クライアントのビジネスが劇的に変化したことを、客観的なデータで実感できた時です。難易度の高い要求を乗り越えてきたからこそ生まれたシステムが、顧客の利益向上として目に見える形で残せる。その瞬間に、コンサルタントとしてのやりがいを感じます。 自分が今まで描けなかった高度なアーキテクチャが少しずつでも描けるようになっていくスキルの向上も、モチベーションにつながっています。また、若手メンバーが自走していく姿を見るのも、リーダーとしての大きな喜びです。 特に、右も左も分からない新人にとって、初期に指導を受ける先輩の影響は非常に大きいと思います。私自身も若手の頃にその影響を強く受けましたし、だからこそ視座を高められるリーダーでありたいと考えています。 私は入社以降、現在の佐藤事業部長の下で働いてきました。圧倒的なロジックを持ち、私にとって一番のロールモデルと言える存在です。新しいアイデアをよく聞いてくれる柔軟性を持ちながら、リスクに対しては厳しく指摘してくれる。議論が発散しそうな時は、本質的な課題へと軌道修正してくれる。個人の思考特性を尊重しつつ、きめ細かにコーチングしてくださる、そんな上司です。

「論理と情熱」に惹かれて飛び込んだ決断。トップの利益率達成とリーダーへ

―現在の会社に入社を決めた理由を教えてください。 ひと言で言うと、「論理と情熱のバランス」です。もともとビジネスサイドを志望していなかったこともありますし、そもそもクライアントと折衝する役割は絶対に避けたいと思っていました。実は、不確実な人間の感情と向き合うことにストレスを感じるタイプで、プログラミングのように正解が一つに定まらない世界が非常に苦手だったんです。 就職活動を進める中で、一つの考えにたどり着きました。自分の得意なことだけで勝負するよりも、苦手な領域でもロジックで戦える環境。困難な課題があっても熱量を持って議論できる仲間。何よりも、自分が一番成長を実感でき、顧客の変革に貢献したいと思える会社。それらの観点が重要だということです。そう考えた時、論理的でありながら熱いビジョンを持つ当社は非常に魅力的だと感じました。当時進んでいたメガベンチャーのエンジニア職の選考も、当社へ誠実に向き合いたく最終面接前にすべて辞退しました。もし落ちていたら、またいちからポートフォリオを作り直さなくてはならなかったのですが、それほどまでに強く惹かれるものがありました。

―入社前後でギャップはあったのでしょうか? 良い意味でのギャップが多くありました。入社前はコンサルタント特有の冷徹でドライな環境を想像していましたが、実際には足の引っ張り合いは一切なく、データに基づいて違うところは違うと指摘し、優れた分析は優れたものとしてしっかり称賛してくれる環境でした。限られたリソースの中でいかに最大の付加価値を生み出すか、そこをチーム全員で追求している会社だと感じました。 また、採用の段階で、学生の表面的なスキルだけでなく思考のプロセスを見て採用している会社だなと感じました。他社はプログラミング言語の経験や資格といった部分で評価されていると感じる場面が多かったのですが、当社は、これまでどういうアプローチで課題を解決してきたか、どういう時に知的好奇心が刺激されるのか、「私という人間がどう思考するのか」を本気で知ろうとしてくれていると当時感じたのがとても印象的でした。

―入社2年目にベストコンサルタント賞を獲得されましたが、どのように業務に取り組んでいましたか? プロジェクト配属当初は議事録の作成すらままならない状態でしたが、1年かけてやっと業務サイクルを掴み、中規模案件をメインで回せるようになり、評価期間の後半にはトップクラスの稼働率を保っていました。しかし最終月に別の先輩が大型案件をクローズして惜しくも抜かれそうになるという、本当に最後まで気の抜けない状況でしたね。 評価の締め日は12月31日。通常であれば年末ギリギリに検収が終わることはほとんどありませんが、開発チームの方々が最後までテスト体制を整えてくださり、「いつでもリリースできる準備は整っているからな」と頼もしい言葉をかけてくださいました。さらに、最後の最後まで顧客の役員へプレゼンに同行してくれる上司もいました。結果が出るか分からないギリギリの状況でも、私以上にプロジェクトの成功を信じて動いてくれる人がいる。そのプロフェッショナリズムと、チームの絆を、若手の時に肌で感じました。 今、メンバーを持つ立場になって感じるのは、早い段階で自分の無力さを知ることができて良かったということです。それと同時に、今のチームメンバーには絶対に大きなプロジェクトを成功させてほしいと心から思っています。壁にぶつかる苦しさを知っているからこそ、絶対にブレイクスルーを経験させてあげたいです。

―全社トップの成績を残された際は、どのように取り組んでいましたか? 佐藤事業部長からは「次はマネジメント層に上がるんでしょ。マネジメント層を目指すのであれば、部署全体の利益水準を1人で引き上げるぐらいでなければ、リーダーなんて務まらないよ」と、常に一段上の視座で仕事をするよう言われていました。いちメンバーで、しかも経験の浅い若手である私に、これほどまでに高いハードルを課してくれるんだと非常に驚いたと同時に、この環境を選んで良かったなと思いました。プレッシャーが覚悟に変わり、さらに思考を深くするからです。当時の目標利益率は非常に厳しいものでしたが、徹底的なコスト管理とアップセル提案により、見事目標をクリアしトップ成績を獲得できました。佐藤事業部長のあの言葉があったからこそ、「証明してやろう」と闘争心に火がつき、高い視座で業務に取り組めたのだと実感しています。

―チームリーダーになって働き方はどう変わりましたか? 責任感がメンバーの時とは異なる形で生まれました。メンバーの時はプロジェクトの成功のために少しでも自分のタスクを完遂できればという意識でしたが、今は自分のチームの提供価値とメンバーのキャリアは絶対に守り抜くという意識です。 チームメンバーも若いため、メンバーがクライアントからの信頼を得られない時は、私自身がその矢面に立って解決しなければなりません。リーダーとして一つの組織を任せてもらっている以上、この5人の成長環境だけは最低限担保する必要があります。ここが崩れればチームは瓦解する。そのぐらいの緊張感と責任感を日々感じながら仕事をしています。 同時に、メンバーが挑戦を楽しめるよう、常にロジカルかつポジティブなフィードバックを心がけています。先日、チームの若手メンバーが「こんな複雑な要件、現在の仕様では実現不可能ですよね」と相談に来ました。通常なら機能縮小を提案するところでしたが、「せっかく顧客が潜在的な課題に気づいたんだから、別の技術アプローチで絶対実現しよう」と言ってすぐにアーキテクチャを引き直したところ、その提案が刺さり、結果的にプロジェクト規模を倍に拡大することに成功しました。 それ以降、そのメンバーは困難な要求に対しても積極的に代替案を考えるようになり、顧客からの評価は現在チーム内トップになっています。挑戦の余白を持って仕事をすることの大切さを、私自身もあらためて実感しました。

現場では全集中。事前の徹底分析・仮説構築が成果を生む

―結果を出し続けられている理由は何だと思いますか? 常に自分の思考プロセスに対して批判的であることを意識しているからだと思います。安易な解決策と労力のかかる本質的な解決策のどちらかを選ばなければならない時には、必ず自分にとってハードルが高いと感じる方の選択肢を取るようにしています。 思考の負荷がないところにイノベーションはない。この生みの苦しみは顧客価値を高めるための試練だと考えて、日々泥臭くデータと向き合っていたら、ようやく継続的に成果が残り始めました。常に手は動かし、けれども俯瞰して考える。それを入社以来ずっと続けています。 私が日々行っている工夫は、クライアントとのミーティング中は基本的に「次どう話すか」といった余計な考え事をしないということです。その代わり、ミーティングの前には、「こういう反論が来るはずだ」「この数字を見せれば納得するはずだ」「もしダメならこのプランBを出そう」といった仮説構築と準備を、おそらく誰よりもしていると思います。提案前日は、あらゆるシナリオを想定して1人でシミュレーションを行っています。 当日は事前の準備を終えた上で、現場では想定外の事態が起きても焦らず、とにかく目の前の顧客との対話に集中することを大切にしています。「準備は完璧だから、あとは楽しむだけだ」と思えるように、前日のうちに勝つための布石を打っておきます。これは、学生時代から長く続けていた競技プログラミングの経験も影響しているかもしれません。本番前にあらゆるバグの可能性を潰しておかなければ、時間内に正しいコードを書き上げることはできませんでした。「今日は絶対解決できる。」この姿勢は、今のコンサルティングでもとても大切にしています。

―困難な場面に直面した時、どのように乗り越えてきましたか? ひとつ挙げるとすれば、入社2年目の冬のタイミングでしょうか。私は本来、コミュニケーションに苦手意識があり、日々複雑な利害関係者との調整でストレスがいろいろと積み重なり、もうクライアントワークから外れたいなという気持ちになったことがあります。しかし、安易に裏方に回らずにそれを乗り越えたからこそ、その後の最年少表彰に繋がったのだと感じています。 普段、上司に業務のことで弱音を吐くといったことは絶対しなかったのですが、当時の直属の上司に、「最近、ステークホルダーとの調整に限界を感じるんですよね」と率直に相談したところ、「無理に言葉で説得しなくていいんじゃない? コンサルタントの武器はロジックとファクトだよ」と、シンプルながら的確な助言をいただきました。そこから提案のアプローチを変えていったんです。それまでは、とにかく足繁く通って熱意で押し切ろうとしていましたが、客観的なデータ分析と市場リサーチに基づいたレポートを事前に提出し、事実ベースで議論するというスタイルに変えました。 上司の助言を聞いて、うまくいかなければまた仮説を立てて検証すればいいと、無闇に感情に訴えかけるやり方をやめて、自分でデータ戦略を立てて臨むようにしました。それが今につながって良い結果になっているので、あの時、自分の中だけで解決しようとせず、信頼できる上司の意見を仰いだ判断は間違っていなかったと感じています。選考の段階から思考プロセスを見てくれる会社だからこそ、私の特性を理解してくれて、解決策をすぐに提示してくれたのだと思います。本当にたくさんの場面で、日々のフィードバックに救われています。

事業部長を目指し、次世代コンサルタントの象徴になりたい

―今後の目標を教えてください。 事業部長になりたいと思っています。4年目で新規事業の牽引という役割をもらっていますが、役割に見合わない経営視点や、技術トレンド以外の部分で不足しているものが、まだまだたくさんあると痛感しています。そこを日々意識してビジネスに向き合って、いろんな専門家から学んで、役割に見合った実力をつけていきたいです。 会社としても、エンジニアバックグラウンドを持ちながらビジネスサイドで活躍する人材をもっと増やしていきたいと考えているはずです。会社がさまざまな挑戦の機会や裁量を与えてくれている分、私は会社が求める人材、活躍する理系出身コンサルタントの筆頭となっていきたいです。

―若手社員として感じる、現在の会社の魅力を教えてください。 「実力を正当に評価し、挑戦者に機会を与える」という企業理念が、本当にその言葉通りに体現されている会社だと思います。社員の実現したいことや作りたいサービスに対して、会社は全力で投資してくれます。会社に属している人たちも、高いプロ意識を持っていて、知的好奇心が旺盛で、尊敬できる方々ばかりです。自分次第で、市場価値を圧倒的に高められる環境が整っている会社だと思います。 クライアント先で厳しい要求を受けても、社内に戻ってくるとみんなが同じ基準で質の高いアウトプットを目指しているので、私ももっと思考を深めなくちゃという気持ちになります。就職活動の時に、他社で「風通しの良い会社です」という言葉を何度も聞きましたが、当時はピンときませんでした。しかし当社に入社して、本当に心理的安全性が高く、フラットに議論ができる環境だと実感しています。時には厳しいレビューもありますが、ロジックが破綻していることは言っていません。自分のプロジェクト以上に他チームの課題解決に知恵を貸してくれる先輩がいて、より良いシステムのためにと日々コードを書いてくれるメンバーがいます。また、コンサルタントの提案を技術面で全力サポートしてくれるエンジニアの方々をはじめ、みんながモノづくりに対して真摯な姿勢を持っています。ここまでの成長フェーズで、組織のビジョンが隅々まで浸透している会社はなかなかないと思います。そんな環境だからこそ、自分も妥協せず頑張ろうと思えるのです。

―これから入社を希望する人へ、メッセージをお願いします。 私のように、クライアントワークでやっていけるのか不安をもっている人でも、強みを活かしたアプローチを磨き続ければ必ずどこかのタイミングで突き抜けられるのだということを伝えたいです。コミュニケーションへの苦手意識もあるけれど、日々難しい課題にぶち当たりながらも妥協せずに準備し続けることで、結果を出すことができました。 私をよく知る大学の友人は当初、私がコンサルティング職を選んだことを不思議がっていました。しかし今では「そんなに楽しそうにビジネスの最前線で戦うとは思ってなかった。お前の会社のサービス、うちの会社でも導入検討してるよ」と、先日リリースした新規事業のニュースを見て珍しく連絡が来ました。そういった身近な反響も、私にとって大きな支えになっています。 世の中には「技術職出身者はビジネスサイドで活躍しにくい」というイメージがあるかもしれません。でも当社では、こんなに多様なバックグラウンドを持つ人間が活躍できるのだということを、これから社会に出る若い人たちやこれから入ってくる学生に、少しでも証明できる存在になれたらいいなと思っています。

「妥協なき準備」を重ね、クライアントに貢献し続ける若きリーダー

就職活動では、もともとビジネスサイドを志望していなかった高橋さん。しかし、当社の「論理と情熱のバランス」に惹かれ、勇気を持って飛び込んだ決断が、今の目覚ましい活躍につながっています。その成果を根底で支えるのは、日々の「妥協しない選択」と、商談前の時間に徹底的に仮説を組み上げる姿勢、そしてクライアントの事業成長に対する強い責任感でした。「思考の負荷こそがイノベーションの種」と語る高橋さんの姿勢は、組織全体に刺激とさらなる進化への期待感を与え続けています。

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