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人工知能(AI)とは。定義や分類、AI効果やロボットとの違いについて

2026.01.03

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    2026/1/11 03:37

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    ChatGPTの公開からGoogleのGeminiなど、様々なチャットAIサービスが登場してきました。今ではAIを使ったことがない人を探す方が難しいでしょう。

    今回はAI、人工知能の定義やその分類、AI効果、ロボットとの違いについて解説します。

    1. AI・人工知能の定義

    「人工知能とは何か」という問いについて、未だ専門家の間で共有されている、明確な定義はありません。

    ですが、
    ・推論
    ・認識
    ・判断
    など、人間と同じような知的能力を持つシステムである、という点では広く意見が一致しています。

    1956年、アメリカで開催されたダートマス会議で「人工知能」という言葉が初めて使われました。以降、人工知能は学術的な研究分野として認められていきます。

    「AI」という言葉については、人工知能という意味の「Artificial Intelligence」が語源であり、日本国内で一般に「AI」と言うと、チャットAIやAIサービス、またAi機能のことを指すなど幅広い意味で使われています。

    2. 人工知能の分類

    人工知能は1~4のレベルで分類されています。レベル1については人工知能ではなく、制御工学といい、あらかじめ決められたように動くだけです。

    <制御工学>
    ◆レベル1・・・シンプルな制御を行う
    例:温度調整機能のあるエアコン、水量を自動で調整する洗濯機など

    <人工知能>
    ◆レベル2・・・古典的な人工知能
    例:探索データを活用するロボット掃除機、診断プログラムなど

    ◆レベル3・・・機械学習
    例:Web検索エンジン、渋滞予測機能のあるカーナビなど

    ◆レベル4・・・ディープラーニング(深層学習)
    例:画像認識、音声認識、自動翻訳、将棋や囲碁のゲームロボット

    レベルごとの振る舞い

    レベルごとに、分類分けのポイントとなる振る舞いがあります。

    レベル

    振る舞い・特徴


    シンプルな制御

    全ての振る舞いがあらかじめ決められている


    古典的人工知能

    探索・推論、データ利用により状況に応じて複雑な振る舞いをする


    機械学習

    多くのサンプルデータを元に学習を行う


    深層学習

    特徴量を自動的に学習する

    特徴量とは

    機械学習を行う際、学習データのうち、特に大きく影響を及ぼす「特徴」となる部分が分かっていると、とても効率的に学習することができます。

    例えば、交通渋滞を予想するときに「時間帯」が大きく影響しているということが事前に分かっていると学習がはかどります。

    このような、学習結果に影響を及ぼす特徴を「特徴量」と呼んでいます。

    そしてディープラーニングとは、特徴量を自動的に学習する技術のことを指します。

    3. AI効果

    「AI効果」とは、AIで実現したものに対し「それは知能ではなく、自動化である」と結論づける心理的な効果のことです。

    知能が人間特有のものであると思いたい心理から現れるものと言えます。

    4. 人工知能とロボット

    昨今では人工知能やロボット、システム、ツール、など様々な用語が、複雑に使用されているので、混同しがちです。また、直接の研究者ではない立場から考えると、一応どの言葉を使っても日常会話ではほとんど困りませんので、日頃から意識することもないでしょう。ですが、研究分野としてはそれぞれ明確に分けられています。

    ロボット研究者は例えば、ロボットアームの制御や掃除ロボットの車輪の制御など「物理的な身体」についての研究がメインです。人工知能研究者は、そのロボットアームが「自分で考えて動く脳」や、掃除ロボットが「データを蓄積して推論する脳」といったものをメインに研究していると言えます。

    そして、人工知能研究者は必ずしもロボットアームのような物理的な製品とのセットで研究を行うのではなく、将棋や囲碁のAIのような物理的な身体を必要としないものも研究対象としています。

    当記事の執筆者

    CIT経営開発事務所 代表
    井上 隆寛(いのうえ・たかひろ)

    IT・事業コンサルタント
    IT・開発エンジニア
    行政書士R6合格者未登録

    大手システム開発会社にてフルスタックSE兼Webデザイナーとして従事。2021年にコンサルタントとして独立し、企業に対するITコンサルティング・ソリューション導入支援事業を開始。2023年にはイベント企画・運営事業を新たに展開、2024年には行政書士試験に合格。現在はIT・AIコンサルティング、システム開発、エンターテイメントの3事業を柱に、企業の技術顧問や講師としてICT教育やプログラミング授業も手がける。